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2016.02.29
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オーガニックコスメ=安心で効果が高い?実はその認識は間違っているかもしれない!

編集部
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オーガニックコスメ=安心で効果が高い?実はその認識は間違っているかもしれない!

オーガニックコスメと聞くと肌にやさしい、安全なコスメを思い浮かべる人が多いと思います。しかし、使い方によっては肌トラブルを招いたり、むしろ化学製品の方が安全な場合も・・・!今回はオーガニックコスメの知られざる危険を紹介します。

オーガニックコスメの定義とは

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オーガニックコスメとは、農薬や化学製品をほとんど使用しないで栽培された原料を使用して作られたコスメのことです。肌に刺激やトラブルを招く原因となりやすい化学物質を使用していないこと、素材本来が持つ力で肌の持つ力を引き出してくれるのが特徴です。

肌に刺激が少ないため、製品によっては赤ちゃんにも使えますし、敏感肌や乾燥肌の方が使ってもトラブルが起こりにくいのです。オーガニックコスメはよく無添加や自然派、天然由来と謳っているコスメと混同されやすいのですが、明確な違いがあります。
それらも肌にとても優しく低刺激であることから、オーガニック化粧品の一部だと思っている方も少なくありません。ところが、天然由来や無添加、自然派と謳っているコスメでも化学製品が使われている商品が多くあります。もちろん、ケミカルコスメと比べて化学製品の使用量を極力抑えて作られているので、肌への負担や刺激は少ないと考えられます。

そもそもそのコスメ、本当にオーガニック?

上にも説明した通り、オーガニックコスメとは厳密にいうと化学肥料・農薬を使わずに栽培した素材を使って作られたコスメを意味します。
化学合成成分を使用しないため、オーガニックコスメは安全で肌に良いという認識を持っている方も多いのではないでしょうか。

しかし、オーガニックコスメの基準は国によって様々で、100%オーガニックでなくともオーガニックコスメとして扱うことができます。しかも、必ずしもオーガニック=肌に良いというわけではありません。

オーガニックコスメとは95%が自然由来の原料であること

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オーガニックの認定機関として有名な機関をあげると、ヨーロッパでは『NaTrue』、フランスは『ECOCERT』、オーストラリアの『ACO』やアメリカの『USDA』、そしてドイツの『BDIH』などです。

これらの機関のほとんどが、認定の基準として95%が自然由来の原料であることとしていますが、オーガニック認定基準はそれぞれ異なり、同じ機関でもレベルによって条件は異なります。

ヨーロッパのオーガニック認定機関『NaTrue』は・・・

例えば、NaTrueは、石油系原料を使用しない、動物実験をしないなどを最低条件として、自然化粧品・オーガニック原料を含む自然化粧品・オーガニック化粧品の三つに分かれています。

自然化粧品・・・自然由来の原料70%未満
オーガニック原料を含む自然化粧品・・・自然由来の原料70%以上
オーガニック化粧品・・・自然由来の原料95%

このような認定機関に認められたコスメであっても5%は化学成分を使用しても良いとされているので、100%オーガニックコスメであるかどうかは、その製品の成分表示を確認する必要があります

認定がなくともオーガニックコスメと呼べます

また、オーガニックコスメと謳っている製品すべてが、これらの認定を受けているわけではありません。
そのため、極端な話、天然由来原料を数%しか使っていなくともオーガニックコスメと謳っている可能性があります。

オーガニックコスメの価格はなぜ高いの?

 
オーガニックコスメは基本的に有機栽培された植物を使って作られている製品です。植物を育てるときに害虫などの被害に遭うことも多く、有機肥料や農薬を使わずに栽培するのは大変手間と時間のかかる作業になります。そのため大量生産することが難しく、コスメの価格も高めになってしまいます。
しかし、化学薬品を使用していないことから、刺激が少なく安心して使えるのです。また植物が本来持っている力を利用して肌が持っている治癒力を高めながらケアしてくれるのがメリットです。

オーガニックコスメも使い方によっては悪影響を及ぼす

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オーガニックコスメが肌に良いというのは、正解でもあり誤りでもあります。
当たり前の話をすると、自然由来の成分であってもアレルギー反応を起こす可能性があるからです。特に自然の成分はその可能性が未知数であるということから、思わぬところでアレルギーを起こす可能性があります。

また、パラベン等の防腐剤が入っていないという点も使い方によっては肌に悪いものとなってしまいます。
防腐剤は、製品の酸化(サビ)や雑菌の繁殖を防いでくれる成分です。

カミツレエキス、ローズマリーなど、防腐剤の代わりとなってくれる自然由来の成分を使用している製品もありますが、化学合成成分に比べて効力は弱いため、劣化が早く、使用期限を守らないと逆に肌トラブルの原因になってしまいます。

即効性がイマイチ?効果はないのか?

オーガニックコスメを使ったからと言ってすぐにシミやしわが改善したり、美白になったりと即効性を感じられることはありません。
オーガニックコスメのそもそもの目的は効果を出すことではなく、根本からの肌の調子の改善や体に良いものを使っているということにあるです。

肌質の根本からの改善は脱毛の痛みを軽減できるかも!?

肌が乾燥していると外からの影響を受けやすいため、脱毛の照射時に痛みを感じやすいのです。
同様に、敏感肌の人も痛みを感じやすいため、刺激の少ないオーガニックコスメを使うことで根本から肌質を改善され、照射時の痛みを和らげることができるというわけです。

化学合成成分はなぜ体に悪い?

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パラベン(防腐剤)や界面活性剤、色素、香料と聞くと嫌なイメージを持つ方は多いと思います。
実際にパラベン(防腐剤)や界面活性剤を含む製品を使用したことにより、湿疹やかゆみといった肌トラブル、また、発がん性リスクの可能性が示唆されています。

化粧水では浸透力を高めるために、石油系のミネラルを配合させて、洗顔剤やクレンジング剤に汚れ落ちを良くするために合成の界面活性剤を使用しています。 またオイルやクリームは肌の水分を逃さないために合成ポリマーが使われている製品が見られます。 ケミカルコスメを使用してもある程度美肌作用がもたらされるため、ケミカルコスメでも肌がきれいになったという効果が感じられます。

ですが、厚生労働省が化粧品に使用できる配合量基準を定めており、現在販売されている製品はすべてこの配合基準を下回る配合量で作られているため、肌に影響が見られていない方も多いのではないでしょうか。

逆に、ケミカル化粧品には化粧品が腐るのを防いだり、雑菌の繁殖を防いだりと肌を守る働きをしてくれる成分が含まれており、テクスチャーを整えたり、浸透をよくする働きもあるため、ないことによる不都合も存在します。

正しく使うことでオーガニックコスメは活きる

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オーガニックコスメを使用するために注意することは、オーガニックコスメを使っていることだけに満足しないことです。
そのコスメは本当にオーガニックなのか?使用期限は守れているか?保管方法は間違っていないか?このことに注意しないとむしろ化学合成成分を含んだ製品の方が肌に良い場合もあります。
また、即効性を求めている方にとって、オーガニックコスメは不向きでもあります。

オーガニックコスメは自分の肌に合うものが見つかれば心強いアイテムになってくれます。しかし合わなかった場合のリスクも考えて、そのコスメに含まれている成分をよく確認することが大切です。

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