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ムダ毛にまつわるエトセトラ
2016.10.17
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傷跡が消えないのはどうして?直らない傷は〇〇まで達しているからかも!

編集部
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傷跡が消えないのはどうして?直らない傷は〇〇まで達しているからかも!

傷跡には消えずに残るものと、綺麗に消えるものがあります。そこにはどういった違いがあるのか、また残った傷跡を消す方法はないのか、詳しく解説していきます。

表皮まで?真皮まで?傷の深さで肌の治り方が違う

photo[53]

傷跡には皮膚の構造が密接に関係しています。

皮膚は表皮、真皮、皮下組織という3つの層から形成されており、傷がどの層にまで達したかによって治り方に違いがあります。

表皮とは…

表皮とは活発な新陳代謝が起こっている組織で、短いサイクルで新しい細胞と入れ替わります。人の体から垢やフケが出るのは、古くなった表皮が皮膚から剥がれ落ちるからです。つまり表皮に傷がついたとしても新陳代謝によってすぐに再生され、傷は綺麗に消えてなくなります。

真皮とは…

一方で、真皮の新陳代謝サイクルは表皮に比べてかなりゆっくりです。個人差はありますが、数年単位であることがほとんどです。また、高齢になると新陳代謝自体がほとんど行われなくなります。そのため真皮にまで達した傷を治す場合、真皮の新陳代謝を待っていては時間がかかりすぎるので、人の体は肉芽組織という細胞を使って傷口を塞ごうとします。
肉芽組織はやがて瘢痕組織へと変化して傷口部分に定着するのですが、瘢痕組織は真皮と細胞構造が異なるために色が違っていたり、周囲よりもへこんでいたり盛り上がっていたりします。

これが消えない傷跡となるわけです。

いい薬ある?消えない傷跡をなるべく自分でケアしたい

photo[54]

傷跡を薄くする、目立たなくするための薬は市販されていて、血行促進作用抗炎症作用があり、傷跡を目立たなくする効果があります。注意したいのはあくまで傷跡が目立たなくなるだけで、傷跡が完全に消えるわけではないという点です。さすがに市販薬では皮膚に定着している瘢痕組織を分解したり、細胞構造を変化させたりすることはできません。しかし薬を数カ月使い続けることによって傷跡がかなり薄くなった、目立たなくなったという報告例がありますので、効果は期待できるでしょう。

薬には「ヘパリンナトリウム」「ヘパリン類似成分」「アラントイン」などを主成分としたものがあり、傷跡の状態や使用者の体質によって効果に差がありますので、自分に合った薬を探してみましょう。

なかなか消えない傷跡は手術する方法も

photo[55]

どうしても傷跡が目立ってしまうという場合は、病院や美容クリニックで手術を行うのも選択肢のひとつです。本格的な外科手術が怖いという方は、レーザーで皮膚の再生を促すレーザー治療から試してみるといいでしょう。

痛みが少なく、手術時間と術後のダウンタイムが短くて済むのがメリットです。傷跡のへこみや膨らみや変色など、治療目的によって使用するレーザーの種類が違いますので、事前によく確認しましょう。

レーザー治療で対応できない傷跡には瘢痕形成術による処置が有効です。瘢痕形成術とは傷跡を修正して目立たなくする手術のことで、傷跡自体を取り除いて周囲の健康的な皮膚を繋げたり、周囲の皮膚が足りない場合は皮膚移植したりします。

瘢痕組織を除去することで傷跡は目立たなくなりますが、完全に傷跡が消えるわけではありません。他にもヒアルロン酸注射コルチゾン注射による治療方法もあります。どの手術においても担当する医師の技術が重要になりますので、評判や実績を充分に調べ、信頼できる病院と医師を見つけましょう。

真皮に達している傷跡はなかなか治らない…

なかなか傷跡が治らない場合は、真皮にまで傷が達している可能性があります。自分で治したい場合は、すぐに治ると期待せずに辛抱強くケアする必要があるかもしれませんね。

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