お風呂で音楽を聴くと驚くべきリラックス効果が！？疲れ気味の時はトライ♡

身体の汚れと1日の疲れをとるために私たちはお風呂に入りますが、お風呂に癒しを求めている人も多いのではないでしょうか？ そこでおススメしたいのが「音楽」です。なんと、お風呂に入りながら音楽を聴くと、リラックス効果が期待できるようです。今回は、入浴中に音楽を聴くことでリラックス効果をもたらす原因と、どんな音楽を聴くとより効果が期待できるのかを紹介します。

リラックス効果の高い入浴法は？

お風呂は単純に身体の汚れを落とし、肌を清潔に保つだけのものではありません。入浴方法を変えれば身体の疲れをほぐし、よりリラックス効果をもたらしてくれます。リラックス効果をもたらすには、お湯の温度を38～40度のぬるめのお湯にしましょう。そうすることで、身体を休める副交感神経の働きが活発になり、リラックスした状態にしてくれます。また、血行がよくなり、疲労回復にも効果があります。

しかし、お湯の量には注意してください。お湯の量が首の近くまであると、心臓に大きな負担を与えてしまいます。なるべくお湯の量は胸の下あたりになるようにしましょう。また、食事をした直後の入浴は内臓に負担をかけてしまうため、避けた方が良いです。なるべく寝る1時間前に入浴して、入浴後の30分から1時間後に眠ると副交感神経が優位になったままの状態を保っているため、安眠することができます。

音楽をお風呂で聴くと何がいいの？

最近は、防水用のポータブルスピーカーがたくさん売っているため、お風呂で音楽を聴く習慣のある人が増えてきているようです。私たちは好きな音楽を聴くと気分が高揚したり、幸せな気持ちになったりします。

それは、音楽が自律神経に直接働きかけているからです。現に、自律神経失調症の治療の一環に音楽療法が用いられることがあります。お風呂で音楽を聴くことで副交感神経の働きが活発になるため、リラックスした気分にしてくれます。

副交感神経が活発になると興奮や刺激をもたらす交感神経が落ち着くため、自律神経のバランスが良くなります。さらに、リラックスするとアルファ波が増えるため、ストレス解消に効果があるといわれています。しかも、音楽を聴きながらお風呂に入ると入浴時間が長くなる傾向にあります。そのため、音楽を聴いて入浴することはリラックスして疲労回復を行うのに効果があるといえます。

お風呂で聴くならどんな音楽？

音楽といってもジャズ、ポップス、クラッシクなどジャンルはさまざまです。どうせ聴くのであれば、よりリラックス効果のあるものを入浴中に聴きたいものです。

最近は、ストレス解消に効果のある「1/fゆらぎ（エフいちぶんのゆらぎ）」のヒーリングミュージックが多く出ています。1/fのゆらぎとは、自然界に含まれる一定のリズムと不規則なリズムがほどよく調和した音のパターンのことです。具体的には小川のせせらぎや、小鳥のさえずり、波の音などが該当します。また、人間の呼吸、心拍数などの生体リズムにも1/fゆらぎが含まれています。

そのため、同じリズムの自然界の音を聴くと共鳴して、心地良さを感じることができるといわれています。しかし、人によって心地良さを感じる音楽はさまざまです。中には、ヒーリングミュージックが合わない人もいるかもしれません。ヒーリングミュージックにとらわれず、あなたが聴いて「心地良い」「癒される」と感じる音楽であれば、ジャズ、クラッシックなどのジャンルは問いません。あなたがお風呂に入っている時に聴きたいと感じたものを聴くのが一番です。

音楽好きな人は、すでに実行している人も多いかもしれませんね。よりお風呂でのリラックスタイムを充実させるためにも、ぜひ試してみてください。