脱毛したら毛穴はなくなる？ 究極の毛穴ケア方法

せっかく脱毛して毛が生えなくなっても、毛穴が目立っていては残念ですよね。脱毛には毛穴を小さくする効果もあると言われていますが、実際のところはどうなのでしょうか？

毛がなくなっても毛穴が残るワケ

脱毛とは、毛を作る組織そのものにアプローチしていくものなので、脱毛をしても毛穴がなくなることはありません。

脱毛すると毛穴がなくなるので、汗が詰まってワキガになってしまう！と思っている人もいますが、そもそもワキガの症状と毛穴は関係ないため、汗が詰まってワキガになることはありません。
♡ワキガの仕組みや予防・治療法はこちら

そのため、脱毛をしたからといって毛と一緒に毛穴がなくなるわけではありませんが、実は脱毛は毛穴を目立たなくさせるためのケアの一つになります。

脱毛で毛穴が目立たなくなるワケ

毛が生えなくなると、毛を生やすための穴がいらなくなるため、毛穴は小さくなると言われています。
しかし、毛穴が目立たなくなると言われてている本当の理由は、脱毛をすると自己処理の必要がなくなるからです。

毛抜きでの自己処理は毛穴の炎症を招き、毛穴を目立たせてしまう原因となります。毛抜きに限らずカミソリでは、皮膚に必要な角質までそぎ落としてしまうため、乾燥を招く原因となってしまいます。どちらの方法もやる度に肌を傷つけてしまっているとも言えるのです。

乾燥と毛穴の関係

肌は、皮溝と皮丘がきっちり並んでいる状態が、キメが細かくハリやツヤがある状態です。

しかし、肌が乾燥してしまうと、皮丘が剥がれてしまったり、皮溝と皮丘がきっちり並ばなくなってしまいます。必然的に皮溝と皮丘の間にある毛穴が広がり、目立つ毛穴となってしまうということです。

毛穴を目立たなくするケア方法は？

毛穴を目立たなくする方法は部位によって異なります。

お顔の毛穴

例えば、毛穴のお悩みとして多いお顔の毛穴。実際、顔は体の他の部位に比べて毛穴が多い場所となり、特に額や小鼻には皮脂腺も多く存在するため、毛穴の詰まりや開きなどで悩まれている方も多いのではないでしょうか。
しかし、指や手の甲、腕や脚の毛穴はお顔とはケア方法がちょっと異なります。
♡お顔の毛穴ケアはこちらをご覧ください

体の毛穴ケアには保湿がイチバン

顔の毛穴とは違い、皮脂腺があまり発達していない体の毛穴は皮脂の詰まりが原因で目立つようになることはほとんどありません。逆に皮膚が乾燥しているために、毛穴が開き、目立ってしまう場合があります。

潤いを保つのは皮脂、天然保湿因子、角質細胞間脂質のバランス

肌の水分は皮脂、天然保湿因子、角質細胞間脂質からできています。天然保湿因子と角質細胞間脂質を皮脂膜で蓋をしているというイメージです。

天然保湿因子はアミノ酸類や尿素が成分となっていますので、よくアミノ酸や尿素が配合されているボディケア商品が販売されていると思います。
また、角質細胞間脂質はセラミドという名前で知られているため、セラミド配合のボディケア商品も見かけると思います。

しかし、これらはどちらもそろって補わなければならないものなので、片一方が不足していても乾燥を招く原因となってしまいます。

また、皮脂膜は天然保湿因子、角質細胞間脂質をフタをする役割がある大切な成分なので、欠かすことができません。ボディオイルやボディクリームの成分となっている油分はこの皮脂膜の代わりをしてくれるものに当たります。

毛穴が目立つ部位には今すぐ保湿を！

肌のうるおいは生まれてから20代をピークに加齢とともに減少していきます。
そのため、外部から潤いを補う必要がありますが、ケア商品を選ぶ際に、人気や見た目、香りだけでなく、成分をしっかりと確認してみてください。